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何をやるにしてもはじめの一歩がとっても難しいんですね。

★ はじめの一歩がむずかしい

 はじめの一歩って一番むずかしいと思いませんか?恋愛にしても仕事、勉強にしてもそう。「とにかくやれとか、目標を持て」と言ったって、どう足を踏み出せばいいのか、皆目わかりませんよね。

 ライフワークだってそう。「自分が本当にやりたいことは?好きなことは何?」と聞かれてもほとんどの人は答えられないでしょう。もし答えたとしても、美容師、居酒屋とか、すでにある職業のことと思っちゃいますよね。

 かつての僕もそうでした。話すことが好きだと言っても何だかピンときません。「自然に語る?そんなんでライフワークになるの?」って感じです。

 それはあたかも閉まったドアを開けようとしているようなもの。でもライフワークってふとしたきっかけで気づくもの。がんばらなくてもあるときふっと開いてるドアが見つかります。

 その扉を開けるようにライフワークは一気に進むものです。僕もあるとき、次から次へとアイディアが出てきました。最初は話すことだけがライフワークって思ってたけど、キャラをマネたり、演技すること、人の良さを引き出すこと、メンターの教えを伝えることなど、たくさんでてきました。

 誰でも勇気がいるのは、はじめの一歩を踏み出すこと。やったことのないことをやるのはとても怖いもの。「あなたはどんなことをしてる人ですか?」と聞かれたとき、スっと答えられるようになるまでには時間がかかりました。ずいぶんたくさんメルマガを書き、プロフィールを書き直しましたが、書き直す度にだんだん自分のやりたかったことが後から見えてきました。

 つまづいたっていいじゃないですか、ちっちゃく踏み出せば・・・
# by naturecom | 2005-09-09 07:09 | はじめの一歩の踏み出し方

マイナスな想い、後ろ向きでも結果が出せる秘訣

★ マイナス思考で結果出す

 僕が受けたメンターの教えで一番気に入っているのがこの教え。よく巷ではポジティブ思考とか信念が奇跡を起こすといった成功法則を訴える本が相変わらず受けていますよね。でも僕がどうしてもわからなかったことがありました。それは・・・

・ 秋のバスツアーに参加してくるオバチャンたちは、悪口オンパレードなのにやたらと元気。
・ 無添加・自然派志向で健康を気づかう人が意外と弱く、雑食で呑み助の人が元気なこと
・ 何もわからなくてネガティブなことばっかり言っている人でも、結構ビジネスの結果を出していたこと
・ 面白く笑わせている僕がモテず、面白くも何ともない先輩はいつも女性に昼ご飯を誘われていたこと(笑)

 いくらその手の成功本を読んでも答えは書いてありません。人に聞いてもまともな答えは得られず「何でなんだーっ!と世の中をうらんでいました。そのときに出逢ったのがそのメンター、彼は、コミュニケーションだけで結果を出せるということを教えてくれました。

「あのね、キライはキライでいいんだよ。怖いは怖いだけなんだ。想わなくても言ってみる。『キミのことが好きだ。きれいだね』って、気前良く言ってごらん。何かが変わるから」。

「マイナス思考でもいいんだ」と気づいてからは、あちらこちらに出没しました。マイナス思考で結果出すことに挑戦し続けました。もちろん失敗もたくさんしましたが、女の子をデートに誘えたり、大物ミュージシャンからチケットをただにしてもらったり、気づいたときにはどんな場面でも言いたいことが言えるようになりました。

かつての僕は、女の子にアメ玉1個あげようとして断られ、傷ついていたのにねぇ・・・
# by naturecom | 2005-09-09 07:08 | マイナス思考で結果出る!

ある自由人との出逢い

★ ふだん着の自由人

 かつて成功者、経済自由人なんて言うとどっかすごい人、カリスマチックな人と勝手に想像していました。でも実際会ってみると、意外と「えっ!この人が!」というようなふつうの人がすごい人だったということがありました。

 「僕なんか大したやつじゃないですよ」そう謙虚に言われたお隣りに座ったYさん、彼は日本古来からある楽器、石でできた笛(石笛:いわぶえ)ミュージシャンでした。あまりに自然で飾らない人柄にかえって魅力を感じました。

 「大企業にまじめに勤めていることってすごいことですよ。僕だったら絶対ムリ。自由人て言ってもねぇ、朝起きなかったら誰も電話をかけてきてくれない。自分の技量が落ちたら終わりだって思うから、日々自分に磨きをかけないとってプレッシャーがありますよ。まだまだだって思ってます。あなたがいる場所ってのも意外といいものじゃないですか?」。

 それまでヤダヤダって思ってたことでも観方を変えるとそんな風にも見えるんだなって、面白く感じました。いままではイヤな場所を出て行けばいいんだって安易に考えましたから。「自由人になったら感情的にも自由になれる」なんて錯覚を起こしていたんですね。

 「あなたこそ、その会社、社員の人たちにとって、なくてはならない人なのかもしれませんよ・・・」。彼のことばが耳にこだましています。
# by naturecom | 2005-09-09 07:06 | 経済自由人という生き方

どん底から夢を見るには・・・

★ ときにはワガママなっていい

 こないだ生まれて初めて、1週間に4度も涙を流しました。上司の命令に必死になって応えようとしていたにも関わらず、罵倒され続け、最後には「もうここにはいられない」そう思いました。

「そんなの無視すればいいじゃない」「気にしなければ?」「怒ったっていいじゃない」などみんなはいろいろ言います。だけど、本当の苦しさは当事者になってみないとわかりません。袋小路で逃げられず、キレてしまえば終わりの状況。まるで収容所に入れられている気分がしていました。

 そういう気持ちを胸に抱いたまま、あるセミナーに参加しました。するとそのとき、横に座った居酒屋の大将が・・・

「アンタはそんなところにいる人じゃないんだよ!自分の魅力を発見し、ライフワークへ突き進む人をプロデュースできる人なんだ。嫌だ嫌だと言いながら、嫌いな仕事を一生やった父たちの夢を僕たちが乗り越えて行くんだよ!」。

 父は、本当にやりたかったことができず、会社の奴隷のように働きました。なりたかった重役のイスにも着けず、一人トイレでワンワン泣いたと言います。いつしか僕も父と同じように生きている。その悶々とくすぶる想いが爆発しました。ぬぐってもぬぐっても涙が後からあふれてきました。

 その上司、父、そして僕の不思議な縁を感じます。その上司のおかげで僕は、人生を真剣に考えるきっかけを得ました。もし彼がいなかったらどうだったでしょう?もっとノンビリ構えていたことと思います。そういう意味では彼にもとても感謝しています。

 いい人ばかりやらなくていいんです。ときにはワガママになっていいんです。悪い自分を出していいんです。それも自分なのですから。
# by naturecom | 2005-09-09 07:05 | 最悪の環境から抜け出す秘訣

かつての悩みがワクワクの種だった!

★ 悩みのそばに好きがある

いまから10年前のこと。当時は友人にもホントの自分を隠していました。女の子にアメをあげるのに断られると傷ついてしまうなんて超マイナス思考で超繊細な性格だったのです!いまは誰にでも、どんな大物にでも話しかけるものだから、周りの人からは「信じらんない」と言われますが、ホントの話です。

 当時の僕は、内心不満だらけ。いくら感謝しても悪く言われ、トラブルや事故はしょっちゅう。女性には相手にされず、仕事はチョンボ。つまらないことでクヨクヨ悩み、何とかしなきゃと正直あせっていました。いろんな本を読み、すべて試してみるのですが、うまくいきません。「一体どうしてなんだ???」と思っていた矢先、ある人生を変えた師(メンターと言います)との出逢いから人生が大きく変わりました。彼は僕を見るなりポツリとひと言、こう言ったのです。

「キミは、自分の本当の想いを言っていないねぇ。知識や情報はいっぱいあるが、そんなことは聞きたくない。生のキミが僕は知りたいんだよ。いま抱えている想い、それをそのまま言うんだよ」。戸惑いながらつぶやいたそのひと言は・・・。

「ヒ、人が怖いんです!」本当に感じていたことば、そのことばを口にしたときどんなに気持ちが軽くなったことでしょう。それからです!霧が晴れるように人生が切り拓かれて行ったのは。いまでは話すことが好きでしょうがなくなってしまいました。

まさかあんなに苦手だったコミュニケーションのことが、いま人に伝えるライフワークになっているなんてとっても面白いなと思います。好きなこと、ライフワークって意外と悩みのすぐそばにいるんですね。
# by naturecom | 2005-09-09 07:03 | 素の自分で語る秘訣